KU-FEL施設について

KU-FELには高強度超短パルス中赤外自由電子レーザ(MIR-FEL)と波長可変準単色THzコヒーレントアンジュレータ放射光源(THz-CUR)という二つの光源があり、研究所内ユーザーのみならず、外部ユーザーのエネルギー関連研究に使用可能となっています。

MIR-FELは波長3.4~26μmの高強度超短パルス中赤外レーザを供給可能であり、THz-CURは周波数0.17~0.6THzの高強度準単色10サイクル放射を供給可能です。

KU-FEL加速器室の概略図

Research

KU-FEL施設で発生している中赤外レーザやTHz放射は固体物理や生物学、化学など、様々な実験に利用可能です。2020年度は14組の外部ユーザーグループがKU-FEL施設を利用し、KU-FELにて発生している特色のある光を使った独自の実験を行っています。

User Program

KU-FELはエネルギー理工学研究所の実施する共同利用・共同研究拠点 ゼロエミッションエネルギー研究拠点事業の下、所外利用者に広く開かれた施設です。

例年、1月末に締め切られる共同利用/共同研究研究公募に応募し、採択されることで施設の利用が可能となります。共同利用/共同研究公募に関しては拠点のページをご参照ください。

実際の実験に関しては申請前に施設管理者(全)にどういった実験を行いたいか等、ご相談頂ければと思います。